傷口に塩を塗る行為

 友達付き合いといいますか、人間関係の構築というのは難しいものです。

 友達以上でちょっといい感じだった人がいたんですが、向こうからの申し出により友達に戻ろうという事になりまして、向こうからそう言われれば仕方ないよなあと思い戻ってみました。まあそれでも友達という間柄である以上話をする機会はあるわけで、他の人との話に巻き込まれる感じで3人で話をしていた時の事です。

 私とその友達に戻った子ともう1人別の子で(強制的に拉致られる格好で)話を展開していたのですが、基本私は心理的距離を詰めるのが下手といいますが、基本的に人見知りです。そりゃ事務的な要項で人見知りとか言い出すと、それこそ話にならないのでそこら辺は普通に接していますが、いざプライベートとなりますとそうはいきません。特に初対面で馴れ馴れしい人とかはNGで、相手の事をあまり知らないのに言葉遣いがちょっと荒々しい人でも私はNGだったりします。話を戻しますが、人見知りの性格+もう1人の別の子があまりにも自我が強いもんで一方的に話を展開される瑣末。いや強引に入ろうと思えばできたんですが、壮大なスルーを食らうんでもう入る余地なし、最後の方はそれこそ眺めてました。実はこの状況、前にも1回全く同じ面子構成でありまして、その時にも全く同じ展開になったのですが、それでもお二人さんは全く学習してないようで、完全にお二人さんの世界でその場が進行し、終了と相成りました。

 遠い身内と言いますか、友人より少し遠い立場の人に対して私はあまりきつく物を言う事ができない性格でして、なかなか書くのも微妙な感じもするのですが、まあ一種のはけ口みたいなもので書いておこうかと。少なくとも友人以上から友人に戻ったというような不安定な状況下で俺を強制的に招待し、かつ招待しときながら俺の会話は適度にスルーし2人の世界に入るというような事態、普通に考えて尋常じゃないと思わないんですかね。私は人数を合わせるための人形か何かなんですかねと思わざるを得ないような彼らのその態度(むしろ「俺らはこんなに仲が良いんだぜ」という自慢か何かですか?)に、正直私は失望し尽しました。価値観の共有を図って均衡を取ろうと努力した結果がこれだと、いや確かに私自信の撒いた種を刈り取っただけかもしれませんが、にしてはひどすぎます。友人以上とか友人とかどうでもいい、まずは俺を1人の人間として扱ってほしい、そう思います。

 もしその2人がこの日記を見ていたら是非ご再考願いたいものです。