同盟内論調の統一

私はかつてKillersに所属していました。まあほんと下っ端身分だったのですが、その後継クランだったCoolMasterのNerioとかつてこんな話をした事があります。CoolMasterが当時持っていたWWが陥落した際(まあ私はその頃思いっきり敵対してたのでアレですが)、梨園戦隊との同盟継続に関する話でのCoolMasterとのトラブルについてです。梨園戦隊はもともとVanish連合として頭を張っていたCoolMasterの補佐的立場として、同盟を各所からかき集めて勢力を拡大してきたわけですが、いつしかそれの実効力がCoolMasterを追い越すようになってしまい、梨園戦隊はVanishを飛び出し独自勢力として挙動を示したかった−それとCoolMasterとの立場的な軋轢が「暴力を伴わない政治的闘争」へと拡大し、梨園戦隊解散後未だにその根は残っているらしいです。私もVanishには最初の1回だけ参加したことがあるのですが、恐らく城取りの中心に張れるまで連合が成長していく過程は楽しかったと思います。そういう意味で幻魅は、ものすごく引き際がうまいのだと。Killersの時に失敗した引き際を見事にカバーしてる術を見るとやはり、β時代は私よりも装備/スキル/戦術/学習が長けている人がたくさんいて、それらの上澄みがやりあってたから、戦争が熱かったんだろうなと思います。FPKがあるから寒いとか言い訳に過ぎず、何でもできる人間が戦争をやっていたから熱かった、恐らく鍵の1つはそこらへんにあるのではないかと思います。Nerioはその時「同盟として考えるよりまず自クランから」ということを念頭に置き、行動したと言っています。その時から、私がもし君主をするならば、同盟内論調よりもクラン内論調を優先して考えるべきだと常に考えています。そういう意味ではこの話を聞いたことは非常に良い契機だったなと。